受験する看護学校のレベルにもよりますが、国語は語彙力と読解力を強化しなければなりません。漢字や四字熟語、ことわざ・慣用句、敬語表現などを勉強しましょう。国語の参考書は多種多様にありますが、語彙力強化に役立つのは漢検の問題集です。漢字の勉強だけでなく慣用句も学べるのでおすすめです。
読解力が必要な理由は看護学校の入試の中心は論説文だからです。まずは論説文のスタイルに慣れるところからはじめましょう。参考書や問題集もありますが、一番わかりやすく書かれているのは主張と根拠がはっきり書かれている新聞の社説です。まずは社説を要約してみましょう。そのうち文章を読み進める力が身についてきます。それから問題集を解くようにすると効率がいいでしょう。試験では現代語文法と文学史も出題されますがそれほど頻度は高くないため、過去問を解いて傾向を知っておくだけで十分です。
勉強から離れている期間が長い社会人にとって数学の勉強は大変かもしれません。基本的に数学は解き方のパターンを覚えていれば大丈夫ですが、勉強から離れている間にそのパターンを忘れている可能性が非常に高いからです。同じ問題を解いてもその度に答えが違う、ということもよくあります。まずは計算式を正しく書き写しているかを確認しましょう。プラスとマイナスを書き忘れるだけでも答えが変わってきます。数式を書き慣れている学生に比べると社会人はミスをする回数がどうしても多くなってしまいますが、ミスはそのまま点差につながります。些細なミスで点数を落とすことがないように、正しく書き写しましょう。
ただし、正しく書き写せていても単純な計算を間違っていたら意味はありません。足し算や引き算など基礎的な計算を間違えないように注意しましょう。そのためにもまずは小学校高学年程度の計算ドリルでどのくらいの計算力があるかを確かめます。問題がないようなら高校生向けの基礎が学べる参考書で解き方のパターンをどんどん覚えていきましょう。はじめに解説を見て手順を把握してから、その手順をなぞるように解いていくと理解するスピードが早まります。自力で解けるようになるまで繰り返し練習しましょう。
仕事で英語を使っている人は英文法を復習するだけで大丈夫ですが、英語が苦手な人は基礎から復習しなければなりません。中学生向けの問題集からおさらいしましょう。もちろん、単語力も必要です。単語帳を持ち歩いたり、アプリを活用したりしながら隙間時間を活用してどんどん覚えるようにしましょう。意味だけではなく、発音やアクセント、文中での使われ方なども一緒に確認しておくと覚えやすくなります。ただし、英語は他の教科に比べて忘れやすい科目です。繰り返し何度も復習するようにしましょう。
求人はさまざまな方法で探せますが、多くの看護師が実際に利用しているのは「ハローワーク」「eナースセンター」「求人検索エンジン・求人サイト」「転職エージェント」の4つです。それぞれの特徴やメリットを詳しく説明します。
求人はどうやって探す?の続きはコチラ学生のように勉強時間を確保しにくい社会人の場合、受験科目数が少ない社会人入試を受けることも可能です。難易度は高くなりますが学力よりも面接や小論文が重視されるため、不利な状況の社会人も受けやすいでしょう。
社会人が看護学校を受験するには?の続きはコチラ社会人から看護師を目指す場合もまずは看護学校に入学し必要な知識と技術を学ばなければなりません。しかし、社会人は学生に比べて時間が限られています。勉強時間を確保できるように時間の使い方を工夫しなければなりません。
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